TVアニメ「ダイの大冒険」。テレビ東京系列で毎週土曜朝9時30分から放送中です。
TVアニメでも、いよいよ最初の強敵「クロコダイン」との戦いに決着がつきました。クロコダインの武人たる葛藤やザボエラの狡猾さ、ポップの頭脳戦の魁と思いもよらぬ脇役の活躍、最後のダイの圧倒的な勝ちっぷりと「ダイの大冒険」の魅力を全て凝縮したような戦いでした。今回のダイの大名言(パワーワード)はクロコダイン戦のラストからです。
マンガの名言(パワーワード) ” …勇者はつねに 強くあれ…! ” -ドラゴンクエスト ダイの大冒険 4巻:獣王クロコダイン-
VS獣王クロコダイン戦!! ポップの機転「破邪呪文マホカトール」でブラス老が救われたダイは遂に全開!! ダイの額には竜の紋章が現れ、戦いは最終局面に!! 怒れるダイは紋章の力を発揮して、クロコダインを圧倒、そしてお互いの必殺技で決着を付けることに!!
クロコダインの「獣王痛恨撃」VS ダイの「アバンストラッシュ」!!
必殺技の激突の結果は……⁈
” …み…見事な技だ… …オレの… 負けだ…! “
鋼鉄の胴体が切り裂かれ、血を吹き出すクロコダイン……!!
そして、ダイたちのひたむきな戦い方に心を打たれ、目先の勝利に躍らせれた自らの愚行を悔やむ…今回の戦いを通じて、ダイにも、そしてポップからも男の誇りを教えられたという…
” ……負けるなよ… …勇者はつねに 強くあれ…! ”
そう言い残し、クロコダインは城から身を投げ出し、自害するのだった……
名言(パワーワード)に込められた2つの意味を深読む
今回のクロコダインの台詞は非常に簡潔でありながら、含蓄があるという、正に名言・パワーワードというにふさわしいものだと思います。この名言(パワーワード)も二つの意味が込められていると思います。
一つ目は「勇者はつねに強くあれ」というそのままの意味。勇者を名乗る以上は、どんな悪にも負けない強靭な戦力を持て、ということ。だから、修業を怠るな、ということ。
二つ目は「勇者はつねに正しく強い心を持て」ということではないでしょうか。今回、クロコダインは卑怯な手を使いながらも、ダイたちの正しくまっすぐな戦い方に敗れます。勇者というものは、つねにそういう正しい心を強く持ち、それを支えにして、むしろそれが力の源として戦えるようになれ、と言うことではないかと思います。
今回の名言(パワーワード)は、前に取り上げたアバンの名言にも通じるものがありますね。流石は “武人” クロコダインです。
●参考:アバンの名言 →” 正義なき力が無力であるのと同時に 力なき正義もまた無力なのですよ ”
仕事においても、こういう志は持ちたいものです。特に最近の「要領の良さ」を求める潮流や、ある程度の経験を積んできたベテランの流儀においては、「捌く」ことが第一で、心や気持ちが伴っていない、込められていないものも多いように感じます。でも、本当の「いい仕事」というものは、仕事の本質を捉える心があってこそなのだ、ということを忘れないで欲しいと思います。
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「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」(監修:堀井雄二、原作:三条陸、作画:稲田浩司)は、1989年から1996年に週刊少年ジャンプで連載されたマンガです。単行本は最初のジャンプコミックスで全37巻。1991年にTVアニメ化もされています。
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(今回紹介した名言(パワーワード)や名シーンは、第31話「小さな勇者たち」に登場します)
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