” …暗殺には まさに最適の武器といえるね… -死神の笛- ” ~「ダイの大冒険」自分のフィールドに引き込み勝利する名言~

ダイ名言

TVアニメ「ダイの大冒険」のTV放送では、いよいよ「超魔生物ハドラ―」や「オリハルコンの親衛騎団」が登場し、加速度的に面白くなってくるターンに来ました!!
20年くらい前の最初のアニメではここまで辿り着かなかったので、動く映像でこれからの熱い戦いが見られるのはとても楽しみです!!

今回はここからの物語を盛り上げるのに一役買う「死神キルバーン」の名言(パワーワード)です。

” …暗殺には まさに最適の武器といえるね… -死神の笛- ” ~「ダイの大冒険」自分のフィールドに引き込み勝利する~ -ドラゴンクエスト ダイの大冒険 17巻:死神キルバーン-

ダイは新しく完成した「ダイの剣」により、竜闘気(ドラゴニックオーラ)の力を充分に発揮し、驚異的な破壊力により、鬼岩城(きがんじょう)を真っ二つに切って落とした。

切り札とも言える鬼岩城(きがんじょう)を落とされた魔王軍の魔影参謀ミストバーンと死神キルバーンは、その状況を重く捉え撤退する。

しかし、彼らのことが許せないポップは二人を飛翔呪文(トベルーラ)で追いかけてしまう。
追いかけたポップが辿り着いた先は「死の大地」。現在の魔王軍の本拠地があるところだった。

聞こえてくる “笛” の音色……。
そこに現れたのは “死神” キルバーン。

キルバーンはその成長度からダイパーティのムードメーカーになりつつあるポップを始末するために、あえてポップが追えるスピードで逃げ、ポップを孤立させたのだ。

状況を悟り、戦慄するポップ。
しかし、時すでに遅し……!!
ポップは知らぬ間に「五感」を奪われ、既に絶体絶命の状況に陥っていたのだった…。

” ボクのこのファッション… “死神” という異名… “
” そして 今までの言動を見ていれば… “

キルバーンの仕事とは……

” ア・ン・サ・ツ だよ…!! “

死神の笛:知らぬ間に相手を陥れる恐怖の道具

キルバーンの罠(トラップ)のタネは、彼の持つ「鎌」にあります。キルバーンの鎌には「笛」が仕込まれているのです。

鎌をふるうたびに、空気の流れが笛に伝わり、人間の耳にはほとんど聴き取れない高周波の音を出す。

戦っている相手は知らないうちにこの高周波の音によって聴覚から視覚を狂わされ、最後には全身の感覚を奪われてしまうのです。

動けなくなった相手を、悠々とキルバーンは始末する、という必殺のコンボ。

正に「暗殺」を生業とする「死神」キルバーンらしい武器と言えるのです。

勝利の近道は自分に有利なフィールドに引き込むこと

今回のキルバーンの「死神の笛」の怖い所は、「知らないうちに、キルバーンの罠にはまってしまう」というところにあります。

「罠にはめる」というと印象が悪いですが、何かに勝利する確率を上げるには、この

「知らず知らずのうちに自分の有利なフィールドに引き込む」

というのは非常に有効な戦術と言えます。

ビジネスの商談などにおいても、優秀な営業マンは、そのセールストークの中で相手が「YES」としか回答できないように、巧みな話術を展開します。

彼らの話術は「心理学」を応用したものなのです。心理学を勉強してなのか、数々の商談を経験する中で自然に身に着いたものかはわかりませんが、彼らは「人間の本能」「人間の心理法則」を理解し、「YES」というように商談を誘導しているのです。

しかも、商談相手はポップと違い、はめられたことに気付きもしないのです。そういう意味では、キルバーンよりも余程、優秀であり、恐ろしいと言えます。

優秀な営業マンの「心理学を応用した話術」こそ、キルバーンの必殺の「死神の笛」なのです。

「心理学の応用」は一つの例ですが、スポーツにおいてもそれぞれのチームに得意な戦術があり、如何にしてそれに持ち込むかが勝利するためには重要です。

常に自分の中に「死神の笛」を用意しておけば、「百戦殆(あや)うからず」です。

名言(パワーワード)あふれる「ダイの大冒険」を観る・読む方法

「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」のアニメはU-NEXTで配信中です。
1991年の1作目のアニメも配信されています。

原作マンガも単行本の電子書籍を配信しているので、購入して観れます。
※本ページの情報は2021年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。)

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「少年ジャンプ+」

(今回紹介した名言(パワーワード)や名シーンは、最初のジャンプコミックスで第17巻 第151話「死の大地」に登場します)

「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」(監修:堀井雄二、原作:三条陸、作画:稲田浩司)は、1989年から1996年に週刊少年ジャンプで連載されたマンガです。
累計発行部数4,700万部を誇る、週刊少年ジャンプの名作マンガの1つなのです。

では、また、次回。



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