TVアニメ「ダイの大冒険」が好評放送中ですが、このブログではアニメに先行する形で原作マンガ版にフィーチャーしてダイの名言「ダイ名言」をお届けします。今回は正義に目覚めた元魔王軍不死騎団長、魔剣戦士ヒュンケルを讃えた元魔王軍百獣魔団長、獣王クロコダインからの名言(パワーワード)です。(ややこしい…)
基本的には原作のストーリーに沿って紹介していくつもりなんですが、前回の名言と前後してしまいました…すいません。
マンガの名言(パワーワード) ” おまえが闘志を失わないかぎり その鎧も また不死身なのだ!! ” -ドラゴンクエスト ダイの大冒険 7巻:獣王クロコダイン-
ヒュンケルは生きていた…!!
ダイに敗れ、正義に目覚めたヒュンケル。しかし、ダイたちの仲間になろうとしたその時、魔王軍六大団長の一人、氷炎将軍フレイザードは現れ攻撃を仕掛けてきた。フレイザードは戦場下の死火山を自らの炎弾で刺激してマグマを噴出させた! マグマに飲み込まれそうになるダイたち。しかし彼らを救ったのはヒュンケルだった。ダイたちの戦闘とダイたちの救出で力を使い果たしたヒュンケルはマグマの中に沈んでいくのだった…
誰もがヒュンケルは死んだと思っていたが、ギリギリのところで彼を助けた男がいた。その男こそ獣王クロコダイン。間一髪のところでヒュンケルをマグマから救い出し、そのまま手当てをしていたのだ。
眠りから目覚めたヒュンケルは、戦意を喪失していた。自分の弱さを棚に上げ、師匠と人間を逆恨みし、魔王軍となって人間を滅ぼそうとした、その罪の重さに苛まれていたのだ。しかし、ヒュンケルは気付く。自分の犯した罪は死んで精算できる程軽いものではない と。
闘う意志を取り戻したヒュンケルの元に「鎧の魔剣」が飛来する!! 先のダイたちとの戦いで砕け、失ってしまっていた魔剣が完全に修復された姿で飛来したのだ。一体、何故⁈
” 真の武具は持ち主を選ぶというが… “
” おまえが闘志を失わないかぎり その鎧も また不死身なのだ!! “
鎧の魔剣も蘇り、正に 心も 体も 武器も 完全復活したヒュンケルは、再びダイたちの窮地に駆けつける!!
今回の名言は次の名言(パワーワード)とセットで読むとより価値が増します。
” 男の価値というのは どれだけ過去へのこだわりを捨てられるかで決まる ”【クロコダイン】
名言(パワーワード)を深読む
このヒュンケルの復活のシーンは「何事も気持ちが大事」ということを改めて教えてくれます。ヒュンケルが闘志を取り戻したからこそ、地底魔城の崩落の下に埋まっていた、彼愛用の「鎧の魔剣」が戻ってきた。ヒュンケルの気持ちの復活なしに、「鎧の魔剣」の復活もなかったのです。
組織においても、重要な理念を与えてくれる名言(パワーワード)だと思います。特にリーダー的な立場の人が判っておくべき理念だと思います。それは
” リーダーに「気持ち」が無ければ、その組織に「気持ち」が生まれることはない “
ということです。リーダーにやる気があればこそ、部下やメンバーにもやる気が伝わり共有される。そして「気持ち」も大事ですが、「方針・指針」も同様のことが言えるのではないかと思います。つまり
” リーダーが「方針」を示さなければ、その組織が「機能的」に動くことはない “
ということです。組織は目標を達成する為に存在します。その目標に到達するために組織としてどうかつどうするのか。目標の共有はもちろんですが、リーダーが考える、その「到達までの道筋」を組織で共有することが必要だと思うのです。その「道筋」が統一基準としてあればこそ、部下やメンバーも様々な業務における判断基準を持つことができ、結果、権限移譲にもつながり、自律性を持った効率的な組織が生まれるのです。
「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の名言(パワーワード)を観る・読む!!
「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」(監修:堀井雄二、原作:三条陸、作画:稲田浩司)は、1989年から1996年に週刊少年ジャンプで連載されたマンガです。単行本は最初のジャンプコミックスで全37巻。1991年にTVアニメ化もされています。
現在、放送中のTVアニメはU-NEXTで配信中です。1作目のアニメも配信しているので比較して観たい方にはオススメです。
原作マンガは「少年ジャンプ+」やU-NEXTで配信中です。単話で読むなら「少年ジャンプ+」、まとめて読みたい場合はU-NEXTがオススメです。(※本ページの情報は2020年11月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。)
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(今回紹介した名言(パワーワード)や名シーンは、第60話「戦士復活!!」に登場します)
このブログではボクの考察を書いていますが、「自分はこういう受け止め方をしたよ」みたいな意見があれば、是非、コメントお願いします。他の人が同じ名言(パワーワード)で何か感じ、何を教訓とするのかは勉強になります。
ではまた、次回。
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