マンガの名言(パワーワード) ” 修業で得た力というのは 他人のために使うものだと私は思います ”

ダイ名言

TVアニメ「ダイの大冒険」が絶賛放送中です。原作マンガをハイクオリティで映像化しており、ファンの間でも好評のように感じます。そして本日の放送で遂にアバンが…!?
ということで、今回は今日のTV放送でも登場したアバンの名言(パワーワード)を紹介します。「ダイの大冒険」には多くの名言(パワーワード)が出てきますが、その中でも今回のものは屈指のものです。
TVアニメを観た人も、原作版と比較してみると、より感じるものがあるかもしれませんよ。

マンガの名言(パワーワード) ” 修業で得た力というのは 他人のために使うものだと私は思います ” -ドラゴンクエスト ダイの大冒険 2巻:アバン・デ・ジニュアールⅢ世-

アバン・デ・ジニュアールⅢ世はかつて魔王を倒した勇者。今は勇者の家庭教師として、勇者・魔法使い・賢者など正義の戦士を育て上げる活動をしている。そんな中、世界では倒したはずの魔王が復活し、再びモンスターの恐怖に脅かされていた!! 彼はパプニカ王国の要請を受けて、ダイを勇者に育てるべく家庭教師を開始したのだった。アバンがダイに課したのは1週間で勇者に育てる超ハードコース。しかしダイは元々の素質も相まって順調な成長を見せていた。

事件が起きたのは修行3日目。アバンはダイに「海波斬」という必殺技を修得させるために「ドラゴラム」という竜に変身する呪文を使う。ダイがその試練を乗り越えて無事「海波斬」修得したとき、大きな地震が⁈ そして現れたのは何と、復活したかつての魔王ハドラ―だった…!!

ハドラ―は弟子たちを守るべくハドラ―に戦いを挑むが、アバンは先のダイへの修行で「ドラゴラム」を使用したため魔法力が低下しており万全ではない状態。そんなアバンに対し、復活したハドラ―は圧倒的だった。かつてハドラ―を倒したアバンの必殺技「アバンストラッシュ」さえも通用しなくなっていたのだ。しかもハドラ―は更に驚愕の事実を告げる。「自分は魔王ではない」と。ハドラ―を蘇らせたのは魔界の王「大魔王バーン」であると。つまり、ハドラ―よりも凶悪な者が存在するのだと。

アバンは覚悟を決める…
大魔王が存在するならば、今、この場でハドラ―だけは倒さねばならないと。アバンは弟子たちに「アストロン(体を鋼鉄化させて攻撃を跳ね返す防御呪文)」をかけると、卒業の証であるペンダント「アバンのしるし」を授けていく。だが、もう一人の兄弟子ポップは「そんなのいらない!縁起でもないことはやめてください!!」と拒否する… 何故、アバンは勝てない相手に対しそんなにムチャをするのか…

” 勝てない相手だからこそ… 命をかける必要があるのです
 それにね ポップ…

 やっぱり修業で得た力というのは 他人のために使うものだと私は思います “


アバンはポップの首に「アバンのしるし」をかける。いつかポップにもわかる日が必ずくる。その時のために、これを授けておくと。
そして、アバンはハドラ―に最期の勝負を仕掛ける…!!!!

他人の役に立つために、自らの努力を行う という尊すぎる精神

今回の尊すぎるアバンの名言(パワーワード)。
人は誰しも、自分の名誉・名声・成功のために努力するものだと思います。それは当たり前なんです。ですが、自分のためにしてきた努力の結果、身に付けた能力や技能で他の人の役に立てる場面というのも出てきます。そんな時は、出し惜しみせず、能力・技能を使って協力しましょう。そこで出し惜しみするのは「シャイ」ではなく、ただの「嫌な奴」になりますので。
アバン程の志は持てなくとも、このくらいの志があれば、人としては十分ではないでしょうか。

TVアニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」

「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」(監修:堀井雄二、原作:三条陸、作画:稲田浩司)は、1989年から1996年に週刊少年ジャンプで連載されたマンガです。単行本は全37巻。実は過去にも一度TVアニメ化されています。
一度目のアニメ化は1991年。全46話。ストーリーとしては、竜騎将バランとの戦いまでです。この最後のエピソードとなった「竜騎将バラン」編ですが、原作においては、いくつもの名言や名シーン(感動だけでなくアクションの見せ場的にも)が畳みかけるように描かれる屈指の名エピソードなのです。しかし、一度目のアニメではかなり大胆にカットされた構成になっているんです。
また、ハドラ―もこの辺までは「魔軍司令」と言いつつも、人間的(人間ではなく魔物だが)には器の小さい雑魚のような扱いを受けているんですが、この後、大化けして男前になるんです。
つまり、一度目のアニメでは本作品の本当の魅力が描き切れたとは言えないものでした。

今回のアニメは逆に、既に原作マンガは完結しているので、先の展開も踏まえた伏線や演出が為されているところがあり、非常に楽しみですね。ビジュアルのクオリティも高いのですが、ストーリー演出のクオリティにも期待できる作品なのではと思います。今週放送の5話でもアバンの「メガンテ」のシーンに王女フローラが差し込まれましたね。重要シーンの重みが更に増した感じの名演出でした。他の数々の名シーンがどのように描かれるのかも注目です!! 是非、原作版の最終回まで今回は放送して欲しいです。

TVアニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」は1991年版も最新版の2020年版もU-NEXTで配信中、原作マンガも電子書籍で同じくU-NEXTで配信しているようです。興味がわいてきた方は是非、観てみて下さい。(※本ページの情報は2020年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。)

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