悟りのパワーワード!! ”たった一度の今日という日!”

パワーワード!!

作品紹介を簡単に…

「リングにかけろ」は「聖闘士星矢(セイントセイヤ)」と並ぶ車田正美先生の代表作です。かの週刊少年ジャンプにおいて、”巻頭カラーで最終回” という伝説的な偉業を成し遂げた最初の作品です。
主人公「高嶺 竜児」、宿命のライバル「剣崎 順」、ケンカ無敵の「香取 石松」、ピアノも一流の「河井 武士」、いぶし銀の「志那虎 一城」、”黄金の日本Jr.” と呼ばれる彼らの気持ちいい程の最強ぶりを楽しむ作品です。読後感爽快です。
最初は真面目でリアルなボクシングマンガですが、途中から必殺技(スーパーブロー)の応酬という路線に切り替わり超人的なボクシングが展開されます。この辺りが「聖闘士星矢」の原型になったとも言われています。

今回のパワーワード!!は竜児とのタイトルマッチに臨む前の剣崎の台詞で章タイトルになっているものです。

宿命の対決が世界タイトルマッチで実現!!

それまで “黄金の日本Jr.” の仲間として数々の強敵と共に戦ってきた二人は、ついにプロボクサーに!! 剣崎は先にプロ入りし、既に世界チャンピオンに君臨。そして、1年遅れてプロ入りした竜児。デビュー戦の相手は世界チャンピン剣崎!! 幼少期に端を発する宿命の二人の最終決着は世界タイトルマッチで争われることに!!

だが、これまで数々の激戦を繰り広げてきた二人の身体はもう限界に来ていた。このままタイトルマッチを戦えば、二人は消滅する(?!)、とスーパーコンピューターが導き出していた。控室で二人を止めようとするかつてのライバルや仲間に対し、剣崎はこの試合の意味と覚悟を語る…

本物の男とは… 男のあるべき姿

剣崎曰く
人間の命は使うときに使わないと意味がない。
どんな人間でも一生に一度は出番の日が来る。
1回きりの人生、長いか短いかは問題ではない…

“本物の男ってのは 自分のそういう一度っきりの大切な一日を…
たった一度の今日という日を感じとれるヤツのことをいうんだ…”

こんなにも素晴らしい一日を持てたことを幸福に感じながら、二人はタイトルマッチのリングに向かうのだった。

実際に”その日” を感じとるのは難しい

今回のパワーワード!! 実に男らしい言葉であり、男としてこうありたいと思います。
僕はこのパワーワード!!に出会ってから30年程経ちますが、果たして”その日” はあったのか否か…ちょとわからないです。
自分は男として失格なのか?! と自信喪失しかけます。

それだけに “その日” が明確に分かるくらいの一日を持てる人は如何に幸福なのかと思います。逆に “その日” を自覚したという人は、ただ単に “その日” が来るのを備えて待っていたのではなく、”その日” を自分で作り出す努力をしたのかもしれません。
何か大きな目標を立てて、それに向かって努力して、いざ目標を達成する舞台があれば、それが “その日” と思えますよね。

むしろ、目標に向かって努力して、何度も “その日” と思える日をつくるというのが、より良い方向性なのかもしれないです。ポジティブに受け止めましょう!

いつ来るかわからない “その日” … だからこそ、やるべきこと

更に逆転の発想をすると、
“その日” はいつくるかわからない。
だからこそ、”その日” がいつ来てもいいように毎日本気で過ごす。
…という方法もアリかと思います。
毎日常時、本気であれば、”その日” を取りこぼすことはないはずです。

“拙者は常に本気でござるよ”
このパワーワード!!とセットで覚えたおけば、何歳であったとしても人生をポジティブにとらえられそうですね。

「リングにかけろ」の原作マンガ(電子書籍)はU-NEXTで配信中のようです。興味がわいてきた方は是非、観てみて下さい。(※本ページの情報は2020年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。)

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