『弱虫ペダル』原作マンガ版 名言(パワーワード)100選!! 第12回です。
永瀬廉主演で話題の実写映画版『弱虫ペダル』。
原作マンガ版『弱虫ペダル』は秋田書店の週刊少年チャンピオンで絶賛連載中のマンガです。
なんと、単行本60巻を超えているロングランヒットなのです。
本記事ではその原作マンガ版『弱虫ペダル』の名言(パワーワード)を紹介しています。
ロードレーサーたちの熱い名言をお楽しみください。
『弱虫ペダル』名言(パワーワード)まとめ100選!!【IH編5】
インターハイ(IH)編その5です!!
本記事ではいよいよ2日目に突入したインターハイの15~16巻からの名言(パワーワード)をまとめています。2日目は御堂筋が全般に渡って活躍しますね。総北と箱根学園、合計12名に対し、1人で翻弄する御堂筋。戦いの行方は⁈
弱虫ペダル 名言56 ” 新開さんのバキュンポーズ “ -15巻:泉田塔一郎-
2日目のスプリント争いで泉田に挑発を仕掛けてくる御堂筋。感情的になった泉田を制し、代わりに箱根学園のエーススプリンター・新開が動く。
「おれは新開 ゼッケン4 箱根学園のエーススプリンターだ」
そして静かに御堂筋に対し、”バキュンポーズ”を取った。
” 新開さんのバキュンポーズ 必ず仕止めるって合図だ!! “
新開のバキュンポーズ。それは自身にとっては決意を明確にする儀式、
そしてその儀式を理解させることで周りの人間を鼓舞し、
敵には宣戦布告と言うプレッシャーを与える。
そういう儀式を決めておくと、何か覚悟を持って取り組まないといけない時にはモチベーションを上げることが出来て、良いかもしれないですね。
そしてそれが実現したなら「有言実行」。最高にカッコイイです。
泉田のようにその儀式を見て、勝手に盛り上がるヤツがいたら、尚面白いですね。
弱虫ペダル 名言57 ” 左を抜くぜ “ -15巻:新開隼人-
過去のレースで左から追い抜きを仕掛けたときにウサギをひき殺してしまった新開は、それがトラウマとなり先行する相手を左から抜けなくなってしまっていた。
御堂筋とのスプリントリザルト争いで、その弱点を突かれ苦戦する新開。
しかし、チームメンバー信じていた。彼なら克服できると。
そして新開も信じられていることを理解していた。だから、新開は一歩踏み出す…
殺してしまったウサギへの贖罪を背負いながら。
” 左を抜くぜ “
トラウマを克服する新開の名シーン。但し、この時既に「箱根の直線鬼」モードに入っている新開は化物のような形相で走っているんですが…
過去の過ちを理由にいつまでも引きこもっている訳にはいかない。
現在の仲間のために立ち上がらなければならないタイミングがある。
その時には勇気を持って踏み出そう。過去の過ちは深く心に刻み付けて…
弱虫ペダル 名言58 ” ダンシングが前傾すぎたんだ “ -16巻:新開隼人-
2日目スプリントリザルトのゴール直前。横並びの新開と御堂筋。
御堂筋は極端に前傾した姿勢で漕いでいた。つまり頭の位置は同じでも、自転車の位置は御堂筋の方が新開よりも後ろ。
そしてゴールの計測は頭ではなく、自転車本体がラインを超えた時間で決まるのだ。
” ダンシングが前傾すぎたんだ おかげでバイクが後ろになっちまってる “
” 残念だけど勝敗は バイクに取付けられたセンサーがラインを先にこえたかどうかで “
「勝利」を確信する新開。口元が緩む…
しかし、次の瞬間、御堂筋はその大きな体と長い手足を活かして自転車を前に放り投げた。
勝者・京都伏見 御堂筋翔!!
このシーンは本当に「勝つ、その瞬間まで油断するな、全力をつくし尽くせ」ってことですね。
大体のことは結果が最重要視されます。それまでのプロセスの評価もありますが、最後の最後で油断して逆転されました、ではそのプロセス評価さえもマイナスになるかもしれません。
このシーンと共に、是非とも人生においても心に刻み付けておきたい心得です。
弱虫ペダル 名言59 ” 2人でのぼると 楽しいですね “ -16巻:小野田坂道-
2日目、最初から体調不良で出遅れた田所を迎えに行った坂道。
坂道は田所を引き連れて、得意の登り区間に入るとグングン順位を上げていく。
” 田所さん 2人でのぼると 楽しいですね “
1日目、落車に巻き込まれ最後尾から1人で追い上げたという坂道が言うからこそ、説得力が出る名言(パワーワード)ですね。
自分自身の力だけで勝負するのも一つの手段ですし、そうしなければならない時もあるでしょう。
しかし、誰かと一緒に同じものを目指す、というのは、また違った充実感を与えてくれるものなので、一度は経験しておけるといですうね。
弱虫ペダル 名言60 ” 最後”勝利”という結晶が残るまで捨てて それが「勝ち」を目の前にころがすんや “ -16巻:御堂筋翔-
2日目もいよいよゴールに向けた戦いに。
御堂筋は2日目のゴールの為だけに行動する。そこにはチームメイトに対する「ここまで一緒に走ってきた」という友情も感傷もない。
” 捨てな 感情も 友情も 捨てな……… 捨てて 余計なモンは全部捨てて 捨てて 捨てて “
” 最後”勝利”という結晶が残るまで捨てて それが「勝ち」を目の前にころがすんや “
ストイックなまでに勝利のために行動する御堂筋のこの言葉は、人生においても心に留めておきたいものです。
最後の勝利と途中にあるもの、常に全てを天秤にかけて勝利よりも軽いものは切り捨てる。
そういう覚悟も必要な時はあるし、逆にそのくらいの覚悟で臨まない限り、最後の勝利は手にできない。勝利とはそれほどまでに容易くないものなのです。
でも、逆にそれは「自分自身が切り捨てられる覚悟」もしておかないといけないのです。
だから、なかなかここまでの覚悟はできない。
だからこそ、全ての覚悟を背負った御堂筋のこの言葉は名言(パワーワード)足り得ると言えるでしょう。
いよいよ激化するインターハイ2日目からの名言(パワーワード)5つでした。
ゴールへの緊張感が高まると、人生においても参考になるような名シーンや名言(パワーワード)の質が高まってきている気がします。
2日目のクライマックスには、どんな名言(パワーワード)が待っているのか、お楽しみに。
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