『弱虫ペダル』名言(パワーワード)まとめ100選!!【IH編11】

弱ペダ名言

『弱虫ペダル』原作マンガ版 名言(パワーワード)100選!! 第17回です。
永瀬廉主演で話題の実写映画版『弱虫ペダル』。
原作マンガ版『弱虫ペダル』は秋田書店の週刊少年チャンピオンで絶賛連載中のマンガです。
なんと、単行本60巻を超えているロングランヒットなのです。
本記事ではその原作マンガ版『弱虫ペダル』の名言(パワーワード)を紹介しています。
ロードレーサーたちの熱い名言をお楽しみください。

『弱虫ペダル』名言(パワーワード)まとめ100選!!【IH編11】

インターハイ(IH)編その11です!! インターハイ3日目最終日の戦い!!
インターハイは最初に誰か一人でもゴールした学校が総合優勝になる。
1人のゴールのために、徐々に削ぎ落されているチームメンバーたち。
今回は22~24巻からの名言(パワーワード)をまとめています。

弱虫ペダル 名言86 ” たった2つ “ -22巻:金城真護-

インターハイ3日目、トップを争う総北と箱根学園。箱根学園は山登りの前で総北との勝負を決するために仕掛けてくる。引き離される総北。そして金城は判断を下す。
「下がれ、1年」
この後は3年生3人で先行する箱根学園に追いつくと言うのだ。まだまだ自分は走れると鳴子が食い下がるが、金城は断ずる。

” 今は全力かどうかは問題じゃない “
” たった2つ 敵に追いつくか そうじゃないか!! “

その人の「やる気」というものは基本的には評価したい部分です。しかし、いざ本当に勝負を決める場面の時、重要視されるのは「本気度」や「やる気」ではなく「実力」。悲しいけど、これ真実なのよね、とスレッガーなら言うでしょう。実際、部活なんかでもレギュラー選抜の時、この考えが適用されること多いですよね。真面目にやっている人が選抜されるとは限らない。
でも、レギュラーを狙うなら「プロセス」を認めてもらうことが目的ではなく、「プロセスを真面目に取り組んだことで得られた実力」を認めてもらうことが重要である、と意識すべきでしょう。

弱虫ペダル 名言87 ” 強くなれって言ってる気がするんだ!! “ -22巻:小野田坂道-

追い上げを仕掛ける総北3年。1年に出されたオーダーは「山の手前まで、付いてきて3年の走りを見届けろ」というものだった。自分の非力に嘆く今泉と鳴子。しかし、坂道は別の感じ方をしていた。「自転車で会話している気がする」と。

” 今 3年生はボクらに… 強くなれって言ってる気がするんだ!! “

その走りで真意を伝えようとする3年生。実際に自らが行動することで後輩や部下たちにどうあるべきかを示す、というのは大事なことです。能書きばかり達者でも、態度で示さない限り本当の信頼は得られないと思います。更に「態度で示したからと言って必ずしも伝わるものでもない」ということも理解しておくべきでしょう。こういう指導方法は受け手側の素養にもよるのです。

弱虫ペダル 名言88 ” 根性だけは 誰にも負けねぇ!! “ -22巻:田所迅-

山への入り口を自らのインターハイのゴールと定め、爆走する総北3年の田所。悲鳴を上げ続ける身体を気持ちで繋げる魂のラストスプリント。
総北自転車競技部に入部後、壁にぶつかり辞めることも考えたこともある田所。しかし、それを根性で乗り越えて 今 走っている。だからこそ、田所は言う。

” オレは田所迅 暴走の肉弾頭 根性だけは 誰にも負けねぇ!! “

山の入り口手前で箱根学園に並び、役目を果たした田所は後方に落ちていく……
決して順風満帆ではなかった田所の自転車人生からの反骨、そしてロードレースの厳しさ、切なさを感じさせてくれる名シーンです。前回の泉田の名言85と併せて憶えておきたいですね。

弱虫ペダル 名言85 ” ボクはあなたと走れて今 とても誇らしい!! “ -22巻:泉田塔一郎-

弱虫ペダル 名言89 ” 頭いたいんです!? “ -22巻:小野田坂道-

インターハイ3日目、いよいよ山登りに突入。箱根学園は最強の3人を送り込む。総北もそれに合わせてエース金城とエースクライマー巻島が出ようとするが… 金城が出れない!? 昨日のレースで左ひざを痛めていたのだ。「ロードレースとはこれほどまでに残酷なのか」 今までの皆の努力を自分一人で全て台無しにしてしまったと心の中で嘆く金城… 全てを諦めかけたその時…⁈ 後方からの湧き上がるようなプレッシャー。それは「のぞみをすてるな」と語っているようで…⁈

” 大丈夫ですか!? 金城さん!! 頭いたいんですか!?“

坂道は前に金城から言われた「他のヤツが倒れたら おまえが支えろ」という言葉を覚えていたのだ。この場面で金城さえも忘れていた「支え合う」という精神。そして金城は逆転に望みを繋げるオーダーを出すのだった。

意外性の男、坂道の緊張感のない一言。しかし、それは純粋に仲間を思うからこそ生まれる一言。「支え合う」という精神は人と関りを持つ上で、常に持っていたい精神です。これは「相互互助」であり、仲間を支えない人は自分が支えられることもないのです。

弱虫ペダル 名言33 ” おまえが倒れたらオレが支える “ -8巻:金城真護-

弱虫ペダル 名言90 ” 絶対にあきらめない!! それがチーム総北だ!! “ -22巻:金城真護-

左ひざのケガで走れなくなったエース金城。しかし、仲間たちが思いを繋げてくれた。そして金城はこのレース最後のオーダーを出す。「誰でもいい!! このジャージをゴールに誰よりも早くたたきこめ!!」

” 絶対にあきらめない!! それがチーム総北だ!! “

最後の激励をしてチームを送り出した後、金城はバイクを降りる……

これまでにも何度か金城の「絶対にあきらめない」「絶対にあきらめない男だ」というようなセリフは出てきていましたが、ここまで温存しておきました。諦めないハズの男が、一度諦めた後に復活してのこの台詞。名言たる重みが違います。どんな時も、諦めたくなるような絶望を感じたときも、その中で最善の方法を探すと、最良ではないにせよ何か手段が見つかるものです。「諦めが肝心」というのは、昔からある言葉ですが、重要な場面いおいては軽々には諦めず、手段を探すためにあがくことが重要です。

…ということで、続々とメンバーが降り落され、いよいよ最終決戦という雰囲気が否が応にも盛り上がるインターハイ3日目からの弱ペダ名言5つでした。
では、また、次回。

「弱虫ペダル」の原作マンガ(電子書籍)やTVアニメ、劇場版アニメ等はU-NEXTで配信中のようです。興味がわいてきた方は是非、観てみて下さい。(※本ページの情報は2020年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。)

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